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弁護士による債務整理

「過払い金」に関するQ&A

過払い金返還請求をするとローンは組めなくなりますか?

  • 文責:所長 弁護士 伊藤美穂
  • 最終更新日:2023年4月14日

1 過払い金とローンの関係

過払い金返還請求をすることでローンに影響が出るのでしょうか。

結論から言うと、すでに完済している業者への過払い金返還請求であればローンが組めなくなることはありません。

しかし、まだ債務がある状態で過払い金返還請求を行う場合には、信用情報機関に登録されローンが組めなくなる場合と、問題のない場合とがあります。

2 ローンが組めなくなる場合

例えば、100万円の債務が残っている貸金業者に過払い金返還請求をし、過払い金が50万円だった場合、あくまでも目安の計算になりますが、相殺しても50万円の債務が残ってしまいます。

過払い金返還請求をしても返済しなければいけない債務が残ってしまう場合、貸金業者は任意整理をしたものとして信用情報機関に登録しますので、ローンが組めなくなります。

これに対して、50万円の債務が残っている貸金業者に過払い金返還請求をし、結果的に過払い金を100万円返還してもらえた場合は、借金を相殺し、手元に50万円戻ってくることになります。

この場合、債務は残らないため任意整理にはならず、ローンが組めなくなることにはなりません。

3 過払い金の有無や金額を先に確認

信用情報機関に登録されるのを避けるには、過払い金の引き直し計算をして過払い金があるかどうか、現債務より上回る額かどうかを確認してから過払い金請求をする必要があります。

取引履歴を取り寄せて過払い金がいくらあるか引き直し計算をするだけでは、信用情報機関に登録されることはありませんので、確認してから過払い金返還請求をすることをおすすめします。

4 過払い金の計算は当法人にお任せください

また、ご自身で引き直し計算をすることも可能ですが、計算方法を間違えることを防ぐためにも、弁護士へご依頼していただき、正確な過払い金の額を算出することもおすすめします。

当法人では、引き直し計算までを無料で行う診断サービスを行っております。

過払い金が発生し、請求したときにのみ報酬金をいただくような形になっておりますので、お気軽に過払い金返還請求ができるかどうかご相談ください。

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