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信用情報に事故登録された場合のクレジットカードへの影響

  • 文責:所長 弁護士 伊藤美穂
  • 最終更新日:2023年1月24日

1 信用情報の事故登録とは

信用情報は、銀行、クレジットカード会社、消費者金融等の貸金業者が登録している信用情報機関に対し、いつ誰にいくら貸しているかや、延滞している、債務整理をした等の情報を提供して登録しているものです。

信用情報機関として、CIC、JICC、全国銀行協会等があります。

信用情報に事故登録されるのをブラックリストにのると呼ぶ方もいらっしゃいますが、これは、債務整理をしたことが信用情報にのることを指しています。

それでは、信用情報に事故登録をされた場合、クレジットカードにはどのような影響があるのでしょうか。

2 新しくクレジットカードを作る場合の影響

信用情報に事故登録される(ブラックリストに載る)と、新たにクレジットカードを作ることは難しくなります。

約束どおり返済できない状態であることが、クレジットカード会社に対して明らかになるからです。

ただし、信用情報はクレジットカードの申込を受け付けた業者が審査の過程で見るだけなので、収入が多かったり、債務整理をしてから時間がたっていたりすると、新たにカードを作れる方もいます。

特に、完済から5年以上たっている方は、作れるケースが多いようです。

3 既に持っているカードへの影響

既に持っているカードのうち、債務整理の対象とした業者のカードは、すぐ使えなくなります。

一方、信用情報に事故登録された(ブラックリストに載った)だけで直ちにすべてのカードが使えなくなるわけではありませんので、既に持っているカードは、約束どおり返済していればしばらくは使えることが多いです。

ただ、カード会社がブラックリストに載っていることに気づいた結果、カードの更新を認めてくれず、将来的に使えなくなることはありえます。

4 信用情報に事故登録されただけで一括請求されるわけではない

信用情報に事故登録されることで、債務整理していない車のローンや住宅ローンが一括請求されないかとご心配される方もいらっしゃいます。

しかし、信用情報に事故登録されただけで一括請求されるわけではありません。

延滞しているわけでもないのに、貸金業者が分割を認めたのをひるがえして一括請求できるわけではないからです。

5 詳細は弁護士にご相談ください

信用情報に事故登録されることで生活にどの程度影響が出るかは、延滞の有無やカードの限度枠の余り具合、今後のライフプランによっても異なります。

クレジットカードへの影響など、気がかりなことがある方は、弁護士までおたずねください。

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