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弁護士による債務整理

「債務整理」に関するQ&A

債務整理は学生でもできますか?

  • 文責:所長 弁護士 伊藤美穂
  • 最終更新日:2023年3月24日

1 学生の任意整理

学生でも任意整理をすることは可能です。

任意整理をすることにより、毎月の返済額を下げたり、将来の利息を減らしたり、遅延損害金を減らしたりすることができます。

ただし、任意整理をしても借金の返済義務がなくなるわけではありませんので、今後分割して支払っていくのであれば、毎月継続して一定額の返済が可能な収入があるということが必要となります。

せっかく任意整理をしても、途中で滞納すると残りの債務を一括で請求されてしまいますので、無理のない返済計画を立てる必要があります。

少額の借金であれば、任意整理を利用して、あまり他人に知られることなく借金問題を解決できる可能性があります。

2 学生の自己破産

学生の場合、自己破産が必要なほどの借金をすることはあまりないかと思いますが、学生でも自己破産手続きをすることはできます。

学生は社会経験が少ないため、学生ローンやクレジットカードの支払いができなくなってしまうことや、詐欺などにあってしまうことがあります。

アルバイト等の仕事が中心で収入が少ない場合がありますし、仕事をできる時間が限られているため、返済をしようとしても支払いに行き詰まってしまうことがあります。

これから得られる収入を考えても返済能力がないと言えるような場合には、自己破産を検討することになります。

自己破産で免責を受けることができれば、借金の返済義務がなくなりますので、借金問題を早めに解決することができます。

ただし、学生の場合には保証人がついていることが多く、保証人がいる場合には保証人に請求されるため、自己破産をする際には注意が必要です。

3 学生の個人再生

学生が個人再生をすることは少ないですが、アルバイト等で継続的な収入がある場合には個人再生をすることも考えられます。

ただし、最低弁済額は100万円ですので、学生が借り入れできる金額では、あまりメリットはありませんし、保証人がいる場合や奨学金を受け取っている場合等は注意が必要です。

4 当法人までご相談ください

学生が成人していれば自分の判断で債務整理をすることもできますし、未成年であっても親などの法定代理人の同意があれば債務整理をすることができます。

なお、借金については、成年年齢の引下げによって問題事例が起こる可能性も指摘されています。

債務整理を行うと、信用情報機関に登録されて新しいクレジットカードが作れなかったり、ローンが組めなかったりなどの不利益がありますが、債務整理をせず借金の返済を滞納した場合にも同じデメリットがあります。

借金に悩んでいる学生の皆様は、お気軽に当法人にご相談いただければと思います。

借金を放置してしまい、利息や遅延損害金で返済金額が増えていく前に、なるべく早くご相談ください。

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