強制わいせつ

不同意わいせつ（旧：強制わいせつ）の対応

対応に関する注意点

不同意わいせつの場合、ご本人やご家族が自分達だけで被害者に謝罪するということは困難です。

警察から逮捕された方に被害者の連絡先を教えるということはまずありませんし、連絡先がわかったとしても、しっかりと謝罪をしたつもりがかえって心証を悪くしてしまうこともあります。

その結果、相手方の「告訴を取り下げない」という思いが強くなってしまうおそれもありますので、注意が必要です。

そのような事態に陥らないためにも、この場合は弁護士を通して対応をされることをおすすめします。

弁護士がついていれば、被害者の方とも連絡をとることができる可能性がありますので、適切に謝罪を伝えたり、交渉を進めたりすることが期待できます。

弁護士を探すポイント

不同意わいせつで、被害者の方とのやりとりをしっかりと進め、他の対応についても適切に行っていくためには、やはりできるだけ早くに弁護士を見つけ連絡をとるということが大切です。

そして、弁護士を探す際には、被害者の方や警察、マスコミ等への対応を適切に行うことができるような、刑事事件に詳しい弁護士を探すことが重要です。

全ての弁護士がこうした刑事弁護に慣れているわけではないため、法律事務所のホームページ等を見て、必要に応じて実際に問い合わせも行いながらお探しください。