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過払い金の仕組みに関するQ&A

  • 文責:所長 弁護士 伊藤美穂
  • 最終更新日:2022年8月25日

そもそも過払い金とは何ですか?

貸金業者などからお金を借りると、返済をすることになります。

しかし、本来返済すべき以上の金額を、貸金業者に支払っていた場合は、払い過ぎた分のお金を取り戻す権利が発生します。

この払い過ぎたお金のことを、過払い金と呼んでいます。

どんな仕組みで、過払い金が発生するのですか?

違法な利息を払うことで、過払い金が発生します。

お金を借りた場合、借りた額をそのまま返すのではなく、利息を付けて返すことになります。

この利息は、無制限に設定できるものではなく、法律で上限が定められています。

この上限を超えて利息を支払い続けると、過払い金が発生します。

利息の上限は、どれくらいですか?

利息制限法という法律で、借入金額に応じて、15%から20%が利息の上限と定められています。

これを超える利息は、法律で禁止されています。

貸金業者は、どんな仕組みで利息制限法以上の金利をとっていたのですか?

出資法という法律では、上限の金利が29.2%と定められていました。

もし、この出資法に違反すると、刑事罰の対象になります。

しかし、利息制限法を超える金利を設定しても、刑事罰の対象にはなりません。

この出資法と利息制限法の間の金利は、グレーゾーン金利などと呼ばれることがあります。

いくつかの貸金業者は、グレーゾーン金利の範囲内であれば、民法上は無効であっても、刑事罰を課せられないことに着目し、グレーゾーン金利の範囲で、利息を取るようになりました。

今でもグレーゾーン金利はあるのですか?

現在は法律が改正され、出資法の上限利息は20%となっています。

通常の業者との取引では、グレーゾーン金利はなくなりました。

過払い金が発生しないケースとは、どんなケースですか?

いくつかのパターンがあります。

まず、平成20年以降の借り入れについては、過払い金が発生しない可能性が高いです。

その理由として、平成18年から平成19年頃に、過払い金に関する最高裁判決が出てからは、貸金業者側も、違法な金利を取らなくなったケースが多いことがあげられます。

また、消費者金融と異なり、銀行は当初から適法な金利での貸し付けを行っていたケースが非常に多いため、銀行からのカードローンは、過払い金が発生しないと考えられます。

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