京都で法律問題でお悩みの方は【弁護士法人心 京都法律事務所】まで

弁護士法人心 京都法律事務所

京都駅徒歩3分

相談受付 平日9時〜21時/土日祝9時〜18時 夜間・土日祝の相談も対応(要予約)

債務整理とクレジットカードに関するQ&A

  • 文責:所長 弁護士 伊藤美穂
  • 最終更新日:2023年6月8日

債務整理をするとクレジットカードは使えなくなりますか?

債務整理をした場合、一定期間はクレジットカードが使えなくなります。

債務整理を行ったことが、信用情報機関に登録されるためです。

信用情報機関というのは、借り入れの情報などを管理している機関のことです。

信用情報機関に債務整理を行ったことが登録されることを、「ブラックリストに登録される」と表現する場合もあります。

この状態になると、原則としてクレジットカードの審査が通らなくなります。

いつまでクレジットカードが使えなくなりますか?

いつまで使用できなくなるかは、行った債務整理の種類によって異なります。

クレジットカードを作成する際、クレジットカード会社は、信用情報機関の情報をチェックします。

そのため、信用情報機関の情報が抹消されるまでの間は、クレジットカードを作ることが困難です。

債務整理には、任意整理、個人再生、自己破産といった手続きがありますが、どの手続きをしたかによって、信用情報機関の情報が抹消される時期は異なります。

おおまかに、任意整理の場合は5年程、個人再生や自己破産をした場合は5年から7年程度で、情報が抹消されることが多いです。

参考リンク:全国銀行個人信用情報センター・センターの概要

債務整理後もクレジットカードを使う方法はありませんか?

⑴ 家族カードの利用

家族カードを利用すれば、債務整理をした後もクレジットカードが使えます。

家族カードというのは、ご家族の誰かがクレジットカードを作成し、その方に家族カードを発行してもらうことで利用できるクレジットカードです。

債務整理をしても、そのご家族は問題なくクレジットカードを作成することができますので、家族カードの利用も可能です。

⑵ デビットカードの利用

また、クレジットカードではありませんが、デビットカードを作成することで、クレジットカードと似たような機能を利用することができます。

デビットカードは、利用者の銀行口座から、直接支払う仕組みのカードです。

つまり、クレジットカードと異なり、代金を立て替えてもらうということがないため、審査なしで作成することが可能です。

⑶ プリペイドカードの利用

また、プリペイドカードにも、クレジットカードと似た機能があります。

プリペイドカードは、あらかじめ現金をチャージし、支払いの際に使用できるカードのことで、現金を持ち歩かずに買い物をすることができます。

こちらも、代金を立て替えてもらうわけではないため、審査をすることなく作成できます。

  • 電話法律相談へ
  • 選ばれる理由へ
  • 業務内容へ

弁護士紹介へ

スタッフ紹介へ