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交通事故はすぐに裁判をしたほうがよいのですか?

  • 文責:所長 弁護士 伊藤美穂
  • 最終更新日:2022年5月2日

1 自賠責保険の障害部分の被害者請求

民事訴訟において、交通事故の被害者が自動車事故による損害を請求します。

基本的には、損害賠償は損害が確定してからになりますので、治療等のすべての手続が終了してから民事訴訟を行います。

任意保険が治療費等を支払っているのであれば、まずは任意保険に対応してもらい、損害賠償金の交渉をします。

加害者が任意保険に入っていない場合でも、自動車事故の場合には、強制保険である自賠責保険がありますので、被害者の方は訴訟提起前に自賠責保険の被害者請求をしておくことで、最低限の損害賠償を受けることができます。

自動車事故については、被害者救済を図る必要があるため、民法の特別法として自動車損害賠償保障法が制定されています。

訴訟提起前には、自賠責保険に加入している場合には、被害者請求をして最低限の損害賠償請求を済ませておきましょう。

2 自賠責保険の後遺障害等級認定

また、自動車事故による後遺障害に基づく損害を請求する場合には、その後遺障害の有無や程度を立証する必要があります。

そこで、民事訴訟提起前に自賠責保険に対して後遺障害認定申請をして、最低限の賠償を受け、認定された事実や認定の際の証拠を民事訴訟で主張、立証することが考えられます。

民事訴訟においては、裁判所が自賠責保険の後遺障害等級認定の結果に拘束されることはありませんが、自賠責保険により後遺障害の一定基準が示されますので、これを利用することで、解決が早まります。

そこで、民事訴訟提起前には、後遺障害等級認定申請を検討する必要があります。

3 他の手続の検討

交通事故の紛争解決手続きは、民事訴訟だけではありません。

裁判をする場合には慎重な判断がされるため、どうしても時間がかかってしまいます。

そこで、裁判をする前には、各弁護士会の交通事故処理委員会、財団法人日弁連交通事故相談センター、財団法人交通事故紛争処理センターなどの紛争処理機関など、訴訟の外の紛争処理解決機関についても検討する必要があります。

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